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放射線部

 

私たち放射線部は診療放射線技師15名、看護師8名、受付3名で構成されており、患者さんに安全でよりよい医療を提供できるよう、スタッフ一同連携をとりながら日々業務を行っています。

 

当院ではX線撮影装置 2台、骨塩定量装置 1台、放射線治療装置 1台、CT 2台(64列、128列)、MRI 1台(1.5テスラ)、Open MRI 1台(0.3テスラ)、マンモグラフィ撮影装置1台、X線TV装置 2台、血管造影装置 2台、ポータブル撮影装置 2台、術中X線透視装置2台が稼働しており、治療や診断に有益な医療情報を提供できるよう心掛けています。また、緊急の検査の場合にも昼夜問わず対応しています。

 

このページでは当院で実際に使用している装置や検査の内容について簡単ではありますが紹介していきます。

X線撮影検査

X線撮影検査とは

X線を照射して体内の様子を調べる検査のことで、胸部や腹部、全身の骨など様々な部位の撮影を行っています。 胸部・腹部のX線撮影検査では肺の病変や心臓の形・大きさ、腸管のガスなど体内の臓器の状態、骨のX線撮影検査では骨折や関節の変化を観察できます。

胸部のX線写真 腰椎のX線写真(正面・側面)

 

装置の特徴

最新技術のFlat Panel Detector (FPD) を導入しており、従来の撮影装置と比べて、画質が向上しています。また、被ばくを最大で40%カットすることができ、身体への影響をできる限り減らしています。検査効率もよくなったことで、検査時間や待ち時間が短縮されました。

       
X線発生装置 FPD(胸腹部用) FPD(四肢用)

 

検査を受ける方へ

X線撮影検査での被ばくは少なく、短期間で複数回行った場合でも影響はなく心配ありません。また、妊娠中または妊娠の可能性がある方は事前にお知らせください。何かご不明な点がありましたら技師(スタッフ)に遠慮なくお聞きください。

 

全脊椎撮影・全下肢撮影について

当院では、全脊椎撮影や全下肢撮影などの特殊な撮影が可能です。この検査では、脊椎の歪みや脚長差などを評価することができます。       

全脊椎撮影と全下肢撮影

 

脊椎や下肢は範囲が広いため、一回の撮影ではまとめて写すことができません。下の写真のように、当院の装置では、範囲をいくつかに分割して撮影し、その画像をつなぎ合わせて1枚の画像を作成します。 機械が自動的に動きますので、検査を受ける方は立っているだけで検査が終了します。

 

ポータブルX線撮影装置

ポータブルX線撮影検査について

安静中の病室の方や救急の方など、X線撮影室まで移動することができない患者さんの為の装置です。

 

技師が装置を病室まで運んで撮影します。

X線撮影室で使用しているFlat Panel Detector (FPD) を用いて検査を行っていますので、高画質で低被ばくの画像を得ることができます。

 

 

 

骨密度測定検査について

骨密度測定装置(DEXA法)

X線を用いて骨の中にあるカルシウムやマグネシウムなどのミネラル成分の量を計測し、骨密度を測定します。
骨粗しょう症の診断を行い、骨折やその他の骨疾患の予防、治療に有用です。

精度の高い測定方法である、Dual Energy X-ray Absorptiometry (DEXA) 法を用い、腰椎と股関節 (大腿骨 )を測定します.

日本骨粗しょう症学会のガイドラインによると、骨密度は骨折リスク評価に有用であり、腰椎と大腿骨近位部(脚の付け根)の両者を測定することが望ましいとされています。

特に大腿骨近位部の骨密度は脊椎骨折だけではなく、あらゆる骨折の予知能力に優れているとされています。

また、ガイドラインでは以下の方々を検査の対象としています。

①65歳以上の女性

②75歳以上の男性

③危険因子のどれかにあてはまる65歳未満の閉経後および周閉経期の女性

④危険因子のどれかにあてはまる70歳未満の男性

※危険因子・・・過度のアルコール摂取の方、現在喫煙中の方、大腿骨骨折の家族歴のある方

CT検査

CT検査とは

CT(Computed Tomography:コンピュータ断層撮影法)とはX線を360度回転しながら照射し、身体を透過したX線をコンピュータ処理して身体の内部(断面)を画像化する検査です。また、広範囲を短時間で撮影する事ができ、撮影したデータを元に、立体的な画像(3D画像)や任意の断面画像も作成する事ができます。

さらに造影剤を使用した検査においても以前と比べ少ない量で検査でき、患者様の負担を減らす事が可能となっています。

当院では現在、256スライス(128列)CTと64列CTの計2台のCTが稼働しています。

PHILIPS iCT Elite 256スライス(128列) CANON Aquilion64(64列)

 

 

造影剤とは?

CT検査で使用する造影剤は「ヨード造影剤」と呼ばれるものを使用します。

この造影剤を静脈より注入しながら撮影することで体内(目的とする部位)の状態をより詳しく知ることができます。造影剤を使用する事で血管や病変部がより明瞭に描出され、正確な診断へと繋がります。

体内に入ると少し身体が熱く感じることがありますが、時間経過とともに消失しますので心配はありません。

造影剤による副作用は?

比較的副作用が少ない医薬品ですが、造影剤を使用する事で稀に副作用が発生することがあります。

軽度な副作用の症状として、吐き気や嘔吐、不快感、かゆみ、蕁麻疹などがあります。重い副作用の症状では、呼吸困難・血圧低下・ショックなどの症状が出現することもありますが、万全の体制を整えて検査を行っています。

帰宅後に軽度な症状が出た場合においても対応していますので病院にご連絡ください。

 

検査を安全に受けていただくために

以下の項目に該当される方は注意が必要な為、あらかじめお申し付けください。

・妊娠している、又は妊娠の可能性がある。(※授乳には影響はありません)

・ヨード又はヨード造影剤に過敏、重篤な甲状腺疾患がある。

・気管支喘息(治療中である)やアレルギー体質である。

・腎臓の機能が低下している、腎臓の病気がある。

 

循環器領域(心臓・心血管・大血管)

冠動脈の狭窄や石灰化の有無を評価する冠動脈CTや大動脈等の血管の状態を評価するCT検査を行っています。検査中は心拍数や血圧をモニターし、必要に応じて心拍数を下げる薬を使用して検査を行います。

 

消化器領域

腹部の術前検査において造影剤を用いて血管の評価を行い、手術支援画像として役立てています。また、大腸CT検査でも腹部の血管を評価するとともに、大腸に二酸化炭素を注入して大腸を膨らませた状態で検査を行います。二酸化炭素は、体内で吸収されやすく、すぐにお腹の張りが改善されるため患者の負担が少ないことで知られています。

 

形成外科領域

血管腫・血管奇形を中心とした病変の診断目的にCT検査も行っています。

MRI検査

MRI検査とは

MRI装置(PHILIPS社製 Inginia 1.5T)

装置自体が持つ強力な磁力を利用して、人体の臓器や脂肪に含まれる水素原子を画像化する検査です。

MR (Magnetic Resonance) 検査、あるいはMR I(Magnetic Resonance Imaging) 検査とも呼びます。臨床現場ではどちらも「MR装置を使用して画像を取得する検査」という意味で使用され、違いはありません。

斗南病院では、2台のMRI装置が稼働しています。( 1.5テスラMRI 1台、0.3テスラ オープンMRI 1台)

一つの部位につき20~30分の検査時間がかかります。

検査中はとても大きい音が鳴るのが特徴で、当院ではヘッドホンや耳栓で音による負担を減らしています。

 

主な検査部位・病気

当院では主に以下の症例・部位を検査しています。

頭部 (脳ドック、脳腫瘍、脳梗塞、眼球や視神経)

頸部 (咽頭喉頭癌、舌癌、耳下腺腫瘍、顎下腺腫瘍)

胸部 (乳腺、胸部縦隔腫瘍)

脊椎 (脊柱管狭窄症、骨転移、化膿性脊椎炎、脊椎骨折)

上腹部(肝臓・腎臓・膵臓の腫瘍、胆管膵管)

下腹部(前立腺癌、子宮・卵巣腫瘍、直腸癌)

四肢 (骨・靭帯の損傷・炎症、骨転移)

また、血管奇形や皮下軟部腫瘍などの形成外科関連の検査を行っており、すべての部位に対応しています。

ただし、一般的にMRI検査は胃、小腸、大腸(直腸を除く)のように動きのある部位は得意としていません。直腸は比較的動きが少ない部位ですので、MRIでも綺麗な画像を得ることができます。また、特殊な撮像法を用いると心臓のMRI検査をすることが可能ですが、当院では検査を行っておりません。

頭頚部 検査の特徴

頭頸部専用の機械(コイルと呼んでいます)を使用します。

やや圧迫感があるコイルですが、MRIの中でも特に高画質な画像を得ることができます。

 

乳房 検査の特徴

乳房専用のコイルを使用します。一度に両方の乳房を撮像することが可能です。

また、うつぶせで検査を行うことによって、重力を利用して乳房を伸展させます。

造影剤を用いる検査で、癌の広がり診断に有用とされています。

 

脊椎 検査の特徴

頸椎を検査する際は、頭頸部専用コイルを使用します。

胸椎・腰椎・仙骨を検査する場合は、元々、ベッドに埋め込んであるコイルを使用します。

また検査の際には、膝を曲げた姿勢で検査を行います。

 

腹部 検査の特徴

検査したい部位の上に、専用のコイルを乗せて検査します。

上腹部の場合は、呼吸をモニターするための装置をお腹に巻いて検査します。

また、息を止めて検査をする場合は、ヘッドホンから息止めの合図を流します。

MRCPという胆嚢・胆管、膵臓・膵管を診る検査を受ける方は、検査の直前にボースデルという陰性造影剤を200cc飲んでいただいています。これを経口摂取することで胃・十二指腸の消化液が消え(画像上で黒くする)、目的とする胆管・膵管だけを画像上白く映し、形状や病変の有無を診断します。

頭頚部用コイル 乳腺用コイル(正面・側面) 腹部用コイル

 

血管腫・血管奇形 検査の特徴

病変が広範囲に存在する場合があり、複数のコイルを組み合わせて2~4回に分けて画像を取得します。

小さなお子さんを検査する場合は、コイルが体に乗ると重みで負担となります。そこで、専用の器具を使用して直接体に装置が乗らないように工夫しています。

また、鎮静剤を使用して、眠っている間に検査を行う場合があります。医師・看護師立ち合いのもと、血中酸素濃度・心拍数などをモニタリングしながら検査を行います。

 

造影剤とは?

MRI検査で使用する造影剤は「ガドリニウム造影剤」と呼ばれるものを使用します。この造影剤を静脈より注入し、撮像することで体内(目的とする部位)の状態をより詳しく知ることができます。(一般的に、特定の病変が白く映ります)造影剤を使用する事で血管や病変部がより明瞭に描出され、正確な診断へと繋がります。MRI用造影剤はCT用造影剤のように体が熱くなることはありません。CT検査ほど急速に造影剤を注入することはなく、量も少ないため、やや細い針を血管に刺します。

CT用造影剤と同様に比較的副作用が少ない医薬品ですが、稀に副作用が発生することがあります。軽度な副作用の症状として、吐き気や嘔吐、不快感、かゆみ、蕁麻疹などがあります。重い副作用の症状では、呼吸困難・血圧低下・ショックなどの症状が出現することもありますが、万全の体制を整えて検査を行っています。帰宅後に軽度な症状が出た場合においても対応していますので病院にご連絡ください。

造影剤を使用する検査を受ける場合、以下の項目に該当する方はあらかじめお申し付けください。

・妊娠している、又は妊娠の可能性がある。(※授乳には影響はありません)

・ガドリニウム造影剤で過去に症状が出たことがある。

・気管支喘息(治療中である)やアレルギー体質である。

・腎臓の機能が低下している、腎臓の病気がある。

 

MRA検査とは?

MR Angiographyの略で、Angiographyは血管のことを指します。

当院では、脳・頸部・四肢の血管は造影剤を使わずに検査を行っており、脳ドックや閉塞性動脈硬化症(ASO)の検査でMRA画像を撮っています。

肝動脈・腎臓動脈・脾動脈などのお腹の血管、さらには血管奇形などの症例では、造影剤を用いたMRA画像を撮る場合があります。

ただし、MRの造影剤で副作用の症状が出る方は、非造影MRA画像で代用することもあります。

血管腫・血管奇形の画像 脳血管の画像

 

オープンMRI検査とは?

オープンMRI装置(日立社製 Airis 0.3T)

当院では、閉所恐怖症の方のためにオープンMRIを導入しています。

オープンMRIは、形状が “ハンバーガー型” になっていることが大きな特徴の一つです。“トンネル型”  の1.5テスラのMRI装置と比べて横方向に開放感があるため、検査時の圧迫感を減らすことができます。

当院では主に脊椎・子宮・卵巣の検査を対象としています。

また、後述する凍結治療(腎臓癌、肝臓癌、骨転移腫瘍)も行っています。

 

凍結治療について

当院では、凍結療法という手法を用いて癌の治療を行っています。

一般的な手術では、体に内視鏡用の穴をあけたり、開腹手技を行うため、長い入院期間を必要とすることがあります。

一方、凍結治療は、癌を凍結して細胞を破壊するために、局所麻酔をして、細い針を数本だけ刺します。そのため、体への負担が少なく入院期間が非常に短いことが大きな特徴です。癌の大きさにもよりますが、治療は2~3時間程度で終了します。

凍結治療の適応となるかどうかは、癌の大きさや部位によってことなりますので、放射線診断科にてご相談ください。

凍結治療用コイル 凍結治療前 凍結治療後

 

MR検査対応の金属・医療機器

チタン製の固定具や医療機器はMRI検査を行うことが可能です。

手術等で体内に医療用デバイスがある方は、材質を確認してから検査を受けていただきます。

条件付きMRI対応 心臓ペースメーカーが、近年、医療の現場で使用され始めました。こちらは、事前に循環器内科を受診し、装置の種類・型式を確認する必要があります。また、検査直前で、臨床工学士立ち合いのもと、装置のモード変換を行う必要があります。

必ず、外来受診時にペースメーカー等があることを申告してください。

検査日当日に申告された場合は検査を受けることができません。

 

検査時の注意点

MRI装置は非常に強い磁力で金属を引っ張ります。そのため、鉄などのように磁石に反応する金属の持ち込みが禁止されています。

医療機器等を身に付けている場合は、怪我・故障・火傷などの恐れがあるため、必ず問診にて材質を確認する必要があります。

当院では、診察時と検査直前に問診を行い、ダブルチェックをしています。

申告漏れがないよう、小さなことでも主治医や放射線技師にお知らせください。

マンモグラフィ検査

マンモグラフィとは?

FUJIFILM AMULET Innovality

マンモグラフィ(乳房撮影装置)とはX線装置の中でも乳房を撮影することに特化した装置です。

現在、日本の女性の乳がん罹患数は上昇しています。乳がんは早期に治療すれば生存率が高いがんです。早期乳がんのサインである石灰化病変を描出するのにマンモグラフィはとても優れているため、乳がん検診にもマンモグラフィが用いられています。

診断に有用な画像を得るためには撮影技術が必要であり、当院ではマンモグラフィ撮影認定技師を取得した技師5名(女性2名、男性3名)により検査を行っています。女性技師による検査をご希望の方は検査予約の際に事前にお伝えください。

※  当日ご希望された場合は女性技師が担当できないことがありますのでご了承ください。

当院は2016年の新築移転に伴いマンモグラフィ装置を更新しています。従来の装置ではフィルムに現像し診断を行っていましたが、装置の更新に伴い現在は専用の高解像度のモニターを使用して診断を行っています。また、下図で比較するとわかるように、従来の装置と比べて画質も向上しています。

従来の装置で撮影した画像 新しい装置で撮影した画像

 

デジタルトモシンセシス

装置の更新に伴い、デジタルトモシンセシスとよばれる乳房の3D撮影も可能となりました。

デジタルトモシンセシスとは装置を移動させながら連続的にX線を照射し、複数の位置から撮影した画像を再構成することで3次元的に乳房を観察することができる技術です。

通常の撮影では厚みのある乳房を1枚の画像にするので、乳腺とかさなってしまい見えなかった病変も、トモシンセシスを使用し、乳房の厚みを数枚に分けることで見ることができます。

 

放射線治療

放射線治療とは

 放射線治療は、手術・化学療法と並ぶ悪性腫瘍の治療法のひとつです。

 

 各診療科から放射線治療科へ依頼を受け、放射線治療医との診察治療計画

 CTを経て、放射線治療を行います。

 

 治療計画CTは、放射線治療医と連携をとり放射線技師が撮像を行います。

 

 放射線治療は、放射線治療科看護師が体調や皮膚に異常がないか問診を行

 った後、放射線技師が放射線治療を行なっています。

 

治療計画CTとは

上肢挙上用の固定具 頭頚部用シェル

治療の放射線の角度や線量を決めるために行う特殊なCT検査です。
治療計画CTでは実際の治療と同じ寝台を使用し、毎回同じ体位になれるように、シールや油性ペンを用いて、体に直接目印をつけます。必要に応じて固定具を使って両腕を挙上させたり、患者さん専用の枕を選んだのち、シェルと呼ばれるお面を作成することもあります。
治療計画CTで決定した体位で毎日治療を行いますので、無理な姿勢と感じたときは、我慢せずスタッフにお申し出ください。より負担の少ない姿勢で治療が行えるよう調整します。

 

放射線治療用装置

治療担当技師のお仕事

治療計画CTをもとに放射線治療医が治療計画を立て、それに基づいて治療を行います。

CTを撮像した時と同じ固定具を使用し、体に書いた線を目印に位置を合わせます。

さらに、X線写真とCTを撮像し、1mm単位で治療範囲を調整し、治療用の放射線を照射します。

 

X線TV検査

X線TV検査とは

X線TV検査とは、X線を用いて体の中をリアルタイムに観察し、手技を行う検査です。

用途は幅広く様々な検査や治療で使用しています。当院では2台のX線TV装置が設置されています。

X線撮影検査で使用されるX線を連続的に照射すると、動画のように連続した画像(透視画像)が得られます。

これを利用して検査や治療を行います。透視画像で照射するX線の量はX線撮影検査で使うX線の量より

はるかに少ないため、適切に使用することで安全に検査や治療を行うことができます。

X線TV装置(1台目) X線TV装置(立位撮影時) X線TV装置(2台目)

 

装置の特徴と主な検査内容

X線TV装置はベッドの角度を大きく変えられるのが特徴で、これにより立位や臥位など様々な状態の透視画像を

得ることができます。これを利用した検査が健康診断で用いられる胃・食道バリウム検査で、

胃や食道の形状からがんなどの病変を発見します。

それ以外にも、造影剤を使用した消化管造影や尿路造影のほか、骨折や脱臼をした際にも使用します。

 

一例ですが、当院では主に以下の検査を行っています。

・経気管支肺生検(TBLB : TransBronchial Lung Biopsy)

病変を目指して気管支内視鏡を気管支内のできるだけ奥まで挿入します。気管支内視鏡が入れないくらい気管支が細くなったところで、気管支鏡から鉗子を伸ばして病変まで進めていき、組織を採取します。

鉗子の位置は気管支内視鏡では確認することができませんので、X線を利用して位置を確認します。

また、事前に肺のCT検査を行って気管支の画像を作成し、気管支内視鏡を気管支内を進めていく際の支援を行います。

透視下肺生検

黄矢印:鉗子

青矢印:気管支内視鏡

 CTで作成した仮想気管支内視鏡 術中の気管支内視鏡

 

・内視鏡的逆行性胆管膵管造影(ERCP:Endoscopic Retrograde CholangioPancreatography)

内視鏡を口から入れて、十二指腸にある十二指腸乳頭(胆道の出口)まで内視鏡を進めます。

十二指腸乳頭から膵管や胆管に向けてカテーテル等を挿入し、胆道の詰まり・狭窄を治療します。

胆石がある場合には、バルーンやバスケットを用いて石を取り除き、場合によっては再び胆道が詰まらないように、胆道の出口付近にステントを挿入します。

胆石除去中の透視画像(黒矢印:胆石 黄矢印:バルーン 橙矢印:バスケット)
胆石除去中の内視鏡画像(黒矢印:胆石 黄矢印:バルーン 橙矢印:バスケット)

 

・胃バリウム検査

最初に発砲剤を飲んで胃を空気で膨らませた後、バリウムを飲んで食道と胃の写真を撮ります。

胃を撮る際は、うつ伏せや立位になったり、あるいは体を左右に向けて斜めになるよう技師が指示を出します。

検査は約10分で終了します。

胃・食道のバリウム検査

 

・ポート造設

ポートはカテーテルを血管内(中心静脈)に留置し、ポートを皮下に埋め込むことで、確実に静脈に薬液を投与するための医療器具です。中心静脈内にカテーテルを留置しながらも、普段通りの日常生活を送ることができるます。高カロリー輸液を投与するために使われるだけでなく、抗がん剤の投与のために使用します。

ポートの留置部の候補には鎖骨下静脈、内頸静脈、大腿静脈、肘静脈(前腕部または上腕部)などがありますが、服に隠れることや大きな関節を通らないことなどから、鎖骨下静脈を選択するのが一般的です。

 

 

・整復

四肢の骨の骨折や脱臼時に行われる手技で、本来あるべき位置からずれてしまった骨を、できる限り元の位置に戻します。肩や肘、股関節の脱臼や、手指・手関節・足指・足関節などの骨折した骨を、X線透視下でリアルタイムに位置を確認しながら元の位置に戻します。

手関節の整復前後

・子宮卵管造影(HSG:Hystero Salpingo Graphy)

子宮の入り口から造影剤を子宮内から卵管へ流し込み、子宮内の状態と両側の卵管の通りおよび、卵管からおなかの中への拡がりを見る検査です。

卵管は非常に細く超音波ではほとんどみることができませんが、造影剤を使用することで卵管を白く映しだすことができます。

おなかの中への拡がりを良く診るために、翌日、一般撮影検査をします。この時再び造影剤を使用することはありません。

造影直後の画像 造影24時間後の画像

血管造影検査

血管造影検査とは

血管造影検査とは、血管の走行や病気の診断・治療を行うための検査です。

血管内にカテーテルと呼ばれる細い管を挿入し、造影剤を使用して撮影します。
撮影する機械が上下左右様々な角度に回転するため、様々な方向から血管を観察することができます。
さらに、CTのように体の断面を画像化することもできます。

当院には2台の血管造影装置があり、うち1台は手術室に導入されています。
血管造影装置と手術台を組み合わせたハイブリッド手術室となっています。
これにより、手術を必要とする可能性のある方の治療をより安全に行うことが可能となりました。

主な検査内容

当院では主に、以下の検査・治療を行っています。

・肝動脈塞栓術、動静脈血管塞栓術

肝腫瘍を栄養する血管や、頭や四肢などの血管奇形を塞栓します。

腹部の血管造影画像
腫瘍へとつながる栄養血管の3D画像 栄養血管を塞栓している画像

 

・冠動脈造影検査、経皮的冠動脈形成術

心臓の血管を造影剤を用いて描出し、狭窄あるいは梗塞した血管の治療を行います。

透視下で、血管に挿入したステントやバルーンなどの位置を確認し、治療を行います。治療の前後に造影剤を使用することで血管の形態を評価します。

冠動脈の治療前 冠動脈の治療後 狭窄部をバルーン拡張する様子

 

・下肢閉塞性動脈硬化症の治療(ASO: ArterioSclerosis Obliterans)

下肢動脈が動脈硬化によって硬く細くなったり(狭窄)、詰まったり(閉塞)した部分にカテーテルを入れ、バルーンやステントなどで血管を広げます。血流が回復することで間欠性跛行や安静時痛の治療に役立てます。

     
大腿部の血管の治療前 大腿部の血管の治療後 狭窄部をバルーン拡張する様子

 

・顔面骨整復術

骨折した眼底骨や頬骨を全身麻酔下で整復します。治療前後でCTを撮像し、骨の位置を確認します。

手術中に3D画像を作成し、手術時の支援として役立てます。

左頬骨(骨折している) 右頬骨(正常)
                     
治療前の頬骨 バルーンで頬骨を整復 治療後の頬骨 バルーンで整復中の透視画像

Cアーム装置

Cアーム装置とは

先述のX線TV装置や血管造影装置は据え置きの装置ですが、Cアーム装置はポータブルのX線TV装置です。普段は保管室に置いておき、出番がくると各手術室に移動して設置します。放射線技師が手動で、アームの角度や位置を調整します。血管造影装置と比べて視野が狭いですが、小型のため術者の邪魔になりにくくのが特徴です。手術室では他にもいろいろな機器を設置しなくてはいけないのであまり場所をとらなくて済みます。主に、整形外科手術や婦人科手術、泌尿器科手術で使用されています。

 

手術時の支援画像

主に、以下のような画像を提出し、手術支援に役立てています。

・腰椎、四肢等の骨折

手術前に撮像した一般撮影画像やCT画像を参照しながら手術を行います。

手術前の一般撮影画像 手術前のCT画像

手術中は、術者が骨の整復を行ったのち、金属の固定具を用いて骨折部を固定します。

Cアームを用いてリアルタイムに骨や固定具の位置を確認することで、手術支援を行います。

手術中のCアーム画像(手関節の骨折部をプレートで固定)

・子宮造影

手術中は術者が子宮の入り口から造影剤を注入して子宮の形を確認します。

手術前と比較をして、子宮が綺麗な形になっているか確認するためにCアームを使用します。

手術中の子宮 造影前 治療前 治療後

他にも、泌尿器科の尿管カテーテルを留置したり、尿管結石を破砕する手術の支援に使用しています。

被ばく防護

※このコラムは現在編集中です。内容が大きく変更されることがございます。ご了承ください。

放射線被ばく(医療被ばく)について

放射線部は正確な診断と適切な治療を行うために、病気や怪我を早期に発見し、病変の状態などの様々な情報を画像で提供しています。色々な種類の検査がありますが、放射線部で行っている検査のほとんどが放射線を用いているため、有益な画像を得る代わりに、ある程度の被ばくをしています。ここでは、医療で使用される放射線防護の考え方と、医療被ばくについて説明します。

当院での放射線を用いた検査・治療の種類

当院では以下の検査・治療に放射線を用いています。

・一般撮影検査    ・骨密度測定検査 ・ポータブルX線撮影検査 ・CT検査   ・術中Cアーム

・マンモグラフィ検査 ・X線TV検査   ・血管造影検査       ・放射線治療

一方、MRI検査や超音波検査は放射線を用いずに検査を行っています。

放射線防護の3原則について

国際放射線防護委員会(ICRP : International Commission on Radiological Protection)が提言している放射線防護の3原則に則って、放射線の安全管理を行い、放射線を利用した検査を行うかどうかを決定しています。

① 正当化の原則 

放射線検査によるメリット(便益・ベネフィット)が放射線のリスクよりも上回ると判断された場合に限り、 放射線の使用が認められる、という原則です。

② 防護の最適化の原則

経済的及び社会的な要因を考慮し、合理的に達成できる限り、被ばくする人数、被ばくする人たちの線量(被ばくの量)を低く保たれるべきである、という原則です。これはALARA(As Low As Reasonably Achievable)の原則と呼ばれ、患者さんの検査や体格等の様々な要因に合わせて被ばくを減らしつつ、正しく診断できるレベルの画像を提出することを意味しています。

③ 線量限度の適用の原則

被ばくは、検査を受ける患者さんだけではなく、医療スタッフも被ばくをすることがあります。被ばくの種類は以下のように分けられ、それぞれ線量限度が定めるられています。

< 職業人被ばく >

放射線業務を行う人の被ばく。病院では医療スタッフの被ばくのことを指します。

被ばく量が、1年間で50mSv(50ミリシーベルト) かつ 5年間で100mSv(100ミリシーベルト) を超えないように定められています。

< 医療被ばく >

患者さんの被ばくのことを指します。

医療被ばくにおいては線量限度は定められていません。線量限度を定めると必要な検査や治療を受けることができないケースが生じてしまい、便益を損なうおそれがあるためです。ですので、医療被ばくは、病院側が正当化の原則と防護の最適化を適切に行うことが重要です。

斗南病院における医療被ばく低減の取り組み

上記のように病院側がICRPの3原則に則って被ばくを低減させることが重要です。そこで当院では医療放射線安全管理委員会を発足させ、放射線検査を安全に行うための指針を作成し、被ばく線量を適切に管理しています。

医療被ばく研究情報ネットワーク(J-RIME)と日本診断参考レベル(JAPAN DRL2020)の指標を用いて、院内で使用する放射線量を検討し、最適化しています。

その他、放射線技師が放射線を使用する装置の撮像条件を調整して、画質を担保しつつ、被ばくをできる限り減らしています。

放射線による体への影響

放射線は人の健康に影響を及ぼすことがあります。その影響は「確定的影響」と「確率的影響」に分けられます。ここでは、イメージのしやすい「確定的影響」について解説します。

確定的影響とは、全身や体の一部に被ばくしたときに、皮膚のやけど・紅斑・脱毛・出血、白血球の減少(造血機能の低下)、白内障などの影響が現れることをいいます。仮に、同じ部位に同じ量を被ばくした人たちのうち、1%の人にこれらの症状が起きたときの放射線量を「しきい値」(発症に必要な最小の放射線量)と言います。臓器毎に「しきい値」が定められており、しきい値よりも被ばく線量が多くなるほど症状が大きく出ることが知られています。

臓器別の確定的影響のしきい値

<精巣>  一時的な不妊 ・・・ 0.15Gy(グレイ) 

      永久的な不妊 ・・・ 3.5~6.0Gy     

<卵巣>  永久的な不妊 ・・・ 2.5~6.0Gy      

<骨髄>  造血機能低下 ・・・ 0.5Gy 

<皮膚>  紅斑     ・・・ 2.0Gy

      一時的な脱毛 ・・・ 4.0Gy

      壊死     ・・・ 25.0Gy

<水晶体> 混濁     ・・・ 0.5~2.0Gy

      白内障    ・・・ 5.0Gy 

放射線検査の被ばく量

放射線検査の中でも被ばく量の多いCT検査で0.01~0.1Gyであり、一般撮影検査ではその数十分の1の被ばく量です。斗南病院では、CT検査時にはできる限り撮影範囲を最小にし、しきい値の低い精巣や水晶体の被ばくを減らしています。

ほとんどの放射線検査において、確定的影響がすぐに出るような放射線量は使用していません。しかし、血管造影検査や放射線治療では、皮膚の紅斑や一時的な脱毛が出る場合があります。そのため、血管造影検査や放射線治療においても、放射線が照射される範囲を可能な限り狭くする工夫をしています。

よくある質問 Q&A

先日も一般撮影検査を受けたけど、今日も受けて被ばくは大丈夫?

一般撮影検査の被ばく量は非常に少なく、健康被害が出ることはまずありません。

検査を受ける時の服装はどうすればいいですか?

一般撮影検査:撮影する部位に金属・プラスチック・厚手のラバーの模様があるとNGです。

骨密度測定検査:撮影する部位に金属・プラスチック・厚手のラバーの模様があるとNGです。

CT検査:撮影する部位に金属があるとNGです。

MRI検査:全身のどこかに金属・ヒートテックがあるとNGです。

マンモグラフィ検査:上半身が裸になるため、上下別れている服が〇です。ワンピースはNGです。

健診:健診センターで着替えを用意しています。一般撮影を検査を受ける方は、ブラジャーやキャミソールなどの金属・プラスチック付きの下着はなるべく着ないようご協力をお願いいたします。

MR検査を受ける時、撮影する部位と関係の無いところに金属がありますが、着替えは必要ですか?

着替えは必要です。MR検査を受ける方は全員、全身に金属が無い状態になる必要があります。磁石の力で金属入りの私物が引っ張られて怪我をしたり、金属が発熱し火傷する恐れがあります。また、時計やスマホなどの電子機器を持ち込むと磁力で故障します。

CT検査やMRI検査で造影剤を使用した後、普段の生活で気を付けることはありますか?

普段の生活で気を付けることは特にありません。食事・入浴・運動などはOKです。特に飲水の制限がない方は、普段より多めに水分をとっていただくと造影剤が早く体の外に排出されます。

造影剤の影響で、検査から数十分~数時間後に、発疹・かゆみなどの軽度な症状が出る場合があります。その際は、当院までご連絡ください。

検査の時間はどれくらいですか?(※着替え時間を除いた時間を記載しています)

一般撮影検査:検査のほとんどは5分以内に終わります。撮影部位・撮影枚数が多い、体が自由に動かせない、特殊な撮影法で検査する場合は10~15分程度かかることもあります。

骨密度測定検査:腰椎のみ場合は10分程度で終わります。腰椎と股関節の両方を測定する場合は15分程度です。

CT検査:検査のほとんどは10分以内に終わります。心臓の冠動脈CTや大腸CT検査は準備時間を必要とするため、20~30分かかります。

胃バリウム検査:検査時間は10分前後で終わります。

マンモグラフィ検査:検査時間は10~15分で終わります。

MRI検査:検査部位によって変わりますが、20分以内で終わるものほとんどです。肝臓の造影検査、乳房MRI検査は約30分かかります。形成外科や循環器内科・外科の下肢・上肢全体の検査は30分~60分かかることもあります。

オープンMRI検査:検査時間は45分です。

どうしても被ばくしたくないです。MRI検査に変更できませんか?

CT検査ではなく、MRI検査で代用がきくこともありますが病気によって様々です。被ばくしたくない事情がある方は、事前に主治医と相談をお願いします。MRI検査は1件あたりの検査時間が長く、一日にできる検査件数に限りがあるため、スケジュール調整が必要になります。あらかじめご了承ください。他、MRIに対応していない体内金属がある場合など、いくつかの条件をクリアしないと検査を受けることができませんのでご注意ください。

子供が一般撮影検査を受けても大丈夫?

大人と同様に一般撮影検査で健康被害がでることはありません。また、体格に合わせて被ばく量を調整していますので、大人と比べて被ばく量は少なくしてあります。

放射線治療の期間はどのくらいですか?

多くの場合、週5日間(月~金曜日)治療を行います。治療の目的や治療する場所によって回数は異なり、1週間程度で終わる方もいれば2か月近く通っていただく方もいます。初回の診察時に患者さんにとって最も良い期間および回数を放射線治療医が説明いたします。不明な点がございましたらお問い合わせください。

放射線治療期間中生活の変化はありますか?変わったことがあった場合どうしたらよいですか?

放射線治療を行っている間も基本的には日常と変わらず生活することができます。体調が良ければ通院しながら放射線治療を行うことも可能です。ただし、放射線治療を続けるにつれて放射線が当たっている部分の皮膚に炎症が起きていきます。そのため、放射線治療期間中は皮膚の負担が大きいこと(ひげ剃りなど)を避けていただく場合があります。具体的には治療する体の場所によって異なるため、治療前に看護師から説明いたします。

期間中は照射中およびその前後に体調の確認や観察を行うほか、週1回医師の診察を受けて頂きます。体調の変化等あればその際にお伝えください。

急な発熱や交通状況により予定通りの来院が難しい場合は病院までご連絡ください。治療の内容や状況に応じて治療時間を変更したり、別の日に振り替えたりする場合があります。

健診

当院の健診において、放射線部では以下の検査を実施しています。

胸部X線検査 骨密度測定検査 バリウム検査 マンモグラフィ検査 

内臓脂肪CT 低線量肺CT 大腸CT 脳ドック 

胸部X線検査

X線撮影検査の項目をご参照ください。

骨密度測定検査

骨密度測定検査の項目をご参照ください。

胃・食道バリウム検査

胃・食道バリウム検査とは、胃を膨らませる発泡剤という薬とバリウム(造影剤)を飲んで、胃や食道の様子を観察する検査です。

飲んだバリウムが流れる動きは、実際に食べたものが食道や胃を通る動きと同じなので、狭窄部がないかなどの異常をチェックすることができます。

また、体を様々な方向に回転させたりすることで、胃の粘膜にバリウムが付着し、がんや潰瘍などで胃の中に凹凸ができている時に、画像で見つけることができます。

食道のバリウム検査 胃のバリウム検査

マンモグラフィ検査

マンモグラフィ検査の項目をご参照ください。

内臓脂肪CT

臍部を含んだ数㎝の範囲の腹部のCT画像を撮影します。

撮影した画像や、身長や体重、年齢などの情報をもとに解析を行い、内臓脂肪の面積や皮下脂肪の面積、適正体重等を算出します。

結果から右図のようなレポートを作成し、自分が瘦せ型~肥満型のどのあたりに該当するのか、理想の体重や標準体重の範囲などをわかりやすくまとめています。

 

低線量肺CT

通常当院で撮影している肺CTに比べ、被ばく線量をおよそ1/10程度に抑えた肺CTです。 胸部X線検査では見つけることが難しいとされている早期の小さながんを見つけることができます。 ただし精密検査の場合は通常線量で撮影した、より詳細な画像が必要です。

通常線量肺CT 低線量肺CT

大腸CT

肛門から管を挿入して腸管内に送気し、大腸を膨らませた状態にして撮影する検査です。通常、仰向け・うつ伏せの2回撮影を行います。

通常の内視鏡検査に比べ、検査時間も短く、前処置も少なくなります。撮影した画像をもとに、実際の内視鏡画像のような仮想大腸内視鏡画像を得ることができます。

CTから作成した仮想大腸内視鏡画像 実際の内視鏡画像

脳ドック

脳ドックでは、頭部MRI検査と頭頸部MRA検査を行います。

脳梗塞やくも膜下出血などの脳血管疾患は、突然発症して、体に麻痺や言語障害などの後遺症を残すことも多く、場合によってはそのまま命を落とすこともあります。脳血管疾患のリスクを早期に発見し、適切な対応につなげることが脳ドックの役割です。

MRI検査は脳の断面画像を得るもので、脳実質や脊髄等を評価することができます。MRA検査は脳や頸の血管を立体的に抽出する検査で、造影剤を使用しなくても血管の画像を得られます。動脈の狭窄やくも膜下出血の原因となる脳動脈など、脳血管疾患のリスク発見に役立ちます。

頭部MRA画像 頸部MRA画像
頭部MRI画像

 

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